クリナップ富裕層向け市場に参入

写真:©Valcucine
キッチン用品メーカーのクリナップは、イタリアのキッチンメーカーValcucine(バルクッチーネ)と取引契約を締結した。

バルクッチーネは世界の富裕層向けキッチン商材を扱い、54カ国に販売拠点を持つ高級メーカー。クリナップは国内のハウスメーカーやデベロッパーの手掛ける超高級市場を開拓するため、富裕層向けのニーズに対応した商材で足掛かりを作る狙いだ。クリナップは1000万円を超える価格帯の超高級オーダーキッチン市場に進出した。イタリアの超高級キッチンメーカーValcucine(バルクッチーネ)社と業務提携を行い、専用ショールーム「Valcucine Tokyo」を東京・南青山にオープン、Valcucineのキッチンの販売代理を行う。

近年、クリナップでは付加価値の高い中高級キッチン市場の開拓に力を入れてきたが、今回、こうした取り組みをさらに一歩進め、超高級オーダーキッチン市場の開拓に乗り出すことで富裕層向けの超高級市場の深耕を図る。日本では超高級オーダーキッチンについては、国内の大手メーカーによる製造は行っていないという。また、販売代理も国内大手メーカーで行っているところはない。このため、今回のクリナップの取り組みは国内大手メーカーによる超高級オーダーキッチンの供給という点で初めての試みだ。

近年、ハウスメーカーによる超高級住宅の供給を強化する動きのなかで、クリナップに対して超高級住宅に導入するためのオーダーキッチンのニーズが寄せられていた。だが、これまで商材を取り扱ってなかったため、今回のValcucineのキッチンの販売代理に至った。クリナップによる販売代理は海外メーカーのValcucineにとってもメリットが大きいと感じている。海外メーカーにとって、他国での商品を販売するにあたり施工とアフターサポートの品質を確保することは難しい。この点で互いに利点があるようだ。

クリナップは今後、年度内に東京都市圏を中心としたバルクッチーネブランドキッチンの取り扱いを始めると共に、南青山に東京初のバルクッチーネショールームをオープンする予定だという。

参照:Housing Tribune

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