富裕層気分を気軽に味わえる高級食パンブーム到来

写真:©Adobe Stock
スーパーなどでは、1斤100円程度で購入できる食パンだが、最近では1斤500円以上の高級食パンが飛ぶように売れているという。

全国展開している、高級食パン店の乃が美を筆頭に、チーズタルト「PABLO」の食パンブランド「嵜本(さきもと)」、俺のフレンチなどの人気店を生み出した俺の株式会社が手掛ける「銀座の食パン」など、多くの飲食店が高級食パン業界に参入している。いずれも、2斤分の長さで値段は800~1,000円という高価格帯でありながら、1日に計2,000本以上も売り上げる人気ぶりだ。こだわりの原材料と独自の製法で、今までにない食感の食パンを生み出しファンを増やしている。

地域のパン屋でも「高級食パン」を扱う店が増えており、竹炭とトマトを使用した変わり種の黒い食パンや、高級西尾抹茶を使用した食パンまで出てきている。

高級食パンブームを後押ししているのが、素早く高温で焼き上げる「バルミューダ」のような「高級トースター」の存在だ。安価だと思われていたものを、こだわりの原材料に換えたり付加価値をつけたりして、高価格帯に販売するものが増えている。私たちが安価だと思っている食品、例えば豆腐や納豆などの大豆製品にも、この食パンブームのような流れが徐々にきている。

参照:テレビ朝日

ルート・アンド・パートナーズではラグジュアリーブランド情報をはじめ、富裕層マーケティングリサーチや富裕層を顧客とすることを目指した企業に対する多方面の戦略コンサルティングオプションを保有しています。詳しくはルートアンドパートナーズへお問合せください。

関連記事

  1. ベントレー東京 世田谷ショールームが7月21日オープン

  2. 父娘経営の富裕層向けメンズブティックが勝ち取った世界一の称号

  3. タイ富裕層の高級車需要を狙うランボルギーニ。バンコクに大型ショールーム

  4. ミレニアル世代が牽引する新富裕層市場のキーワードは善

  5. クリナップ富裕層向け市場に参入

  6. ミラノの靴のトレードショー「MICAM」に日本の高級靴連合がJapanブースを出展