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ダイハツの「ミラ ココア」といえば、若い女性をターゲットにした新型軽自動車だ。実際、購入客中の女性比率は90%で、20・30代女性を中心に幅広い年齢層から支持を得ているという。
ただ、「小さくてかわいい車=女性」というイメージは、日本市場に限った話と言っても過言ではない。むしろ世界的には珍しく、例えばアメリカではバリバリ仕事をこなすキャリアウーマンは、レクサスやBMWなどのスポーツクーペや、クロスオーバーSUVを自分のパーソナルカーとして乗っているそうだ。
メーカーサイドから「女性向け」として商品展開するよりは、女性の顧客各々が自身のライフスタイルに合わせて自由にクルマを選ぶのが基本となっている。中には、富裕層の女子高校生が通学用にレクサスIS Fを親から買ってもらったという話もあり、女性向けといってもそのニーズは様々だ。
ダイハツが「ミラ ココア」の後継車種として2018年6月25日に発表した「ミラ トコット」の開発コンセプトは、「誰でもやさしく乗れる、エフォートレスなクルマ」となっているのは、前述の海外の事例に近い考え方のようにも感じる。
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