富裕層インバウンド戦略の視点で見るF1H2O

写真:© F1H2O UIM World Championship

F1H2O UIMワールドチャンピオンシップとは、水上のF1と言えるレースで、ヨーロッパやアジアの各地でグランプリが開催されている。チームアブダビのショーン・トレンテとタニ・アル・カムジが、そのF1H2Oのロンドングランプリに新たに加わった。

「今週末は本当に興奮しています。私はイタリアで最終的な準備をしています。イタリアには私のレースボートと同じ新しいボートがあり、コースのためにいくつかの新しいプロペラをテストしようとしています。歴史と文化、そしてファン層が多いロンドンにいることはすばらしいことですが、競技場は私たちのドライバーにとって非常に異なってくるでしょう。これは、私が長いストレートと1ピンのターンで米国でレースをしたようなものです。私はそれについて多くの経験を積んできました」とチャンピオンシップリーダーのトレンテは語った。

「それは肯定的ですが、コースがあまり技術的ではないので、少し楽しいです。難しいのは、もはや長いストレートで高速で処理するために、長いストレートに行くように設計されていないボートを得ることです。この計画は、ロンドンに向かう2〜3日をかけて計画されていた。私たちはどこにいても幸せで、個人的には別の勝利を目指したい」とトレント氏は付け加えた。

F1とはまた違った興奮が味わえるF1H2O。日本の富裕層にもぜひオススメしたいレースだ。また、日本にも数多くの川があることを考えると、富裕層インバウンド戦略のひとつとして、F1H2Oを日本に誘致するという考え方も全くおかしくないはずだ。F1H2Oに限らず、今ある資源に何かを海外のものを掛け合わせるという発想は、外国人富裕層旅行客を呼び込む上で考え方のヒントになるだろう。

 

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