父娘経営の富裕層向けメンズブティックが勝ち取った世界一の称号

写真:©Tecknomonster
2018年1月15日イタリアのミラノで開催された、1st TKM Labにて、東京の高級メンズセレクトショップ「HIKO銀座」がイタリアのラゲッジブランドTecknomonster(テクノモンスター)社から世界でただ一社、「Best Bespoke Award 2017」を受賞した。

HIKO銀座は、熊本市で1986年に創業したメンズブティック「日子」が、2016年10月に銀座にオープンした高級セレクトショップ。創業者である中村哲彦とその娘の響子による、家族経営での店で、「世界の良い物だけを揃える」ことを理念としている。フランスが誇る最高級ブランドZILLI(ジリー)など、日本でも取り扱いがほとんどない富裕層向けブランドなどに特化している。

Tecknomonster社は「オロビアンコ」の創業者であるジャコモ・ヴァレンティーニ氏が、「最先端素材カーボンファイバー」と、伝統的なイタリアの手縫いレザーの技法を融合させて作り上げたラゲッジ(スーツケース、キャリーバッグ、バッグなど)ブランだ。

今回の受賞の背景は、日子は2015年からTecknomonster社の商品の取り扱いを開始、現在はHIKO銀座において常設販売しているほか、オンラインストアでも取り扱っている。
お客様の要望に応じたカスタムオーダーも展開し、特別なリクエストに応えるべくTecknomonster社と連携、積極的に様々なアイデアを提供してそれまで世界に存在していなかった独自のアイテムも次々と発注してきた。その活動が認められ、世界で初めて開催されたTKM Labにて「世界で最も優れたアイテムをお客様のために提案・販売してきた店」という意味を持つ「Best Bespoke Award 2017」が贈られた。

創業者のジャコモヴァレンティーニ氏は大の親日家で熊本の日子にも熊本地震の1か月前に来店経験があり、当事者の中村親子の苦難は想像に難くないが、それを乗り越え前に進む彼らの姿に日本人の強さと美しさを見た。今回の賞は、お客様のために知恵を絞り心を尽くした店に贈られる賞で、HIKO銀座にこそふさわしい。と今回の授与に至った。

参照:PR Times

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