富裕層注目の破格プライベートジェットが市場に旋風を巻き起こす

写真:©Vision Jet
プライベートジェットのイメージは、5億以上の本体と莫大な維持費が必要で、桁違いの大金持ちが所有している夢の乗り物であることは間違いないだろう。このプライベートジェット市場のゲームチェンジャーとなるような破格の機体が登場している。

シーラス・エアクラフト社が開発した小型単発ジェット機Vision SF50(通称:Vision Jet)の価格は約200万ドル(約2億2000万円)。現在、最も手頃なプライベートジェットで、価格は競合のほぼ半額程度だ。

2016年10月末にFAA(米連邦航空局)の型式証明を取得後、2016年12月末から米国内の一般顧客向けのデリバリーが始まっている。そして、2018年にEASA(欧州航空安全機関)の型式証明を取得を受けて、ついにヨーロッパへのデリバリーも開始された。今後は、香港や日本をはじめとする世界各国で、順次型式証明の取得手続きを進めていく予定だ。

シーラス・エアクラフト社のVision Jetは、自家用の小型プロペラ機とビジネスジェットとの間に位置した、革新的な小型ジェット機だ。ビジネスユースに耐えられる性能を備え、ビジネスシーンにおけるVIPの移動手段にも、ご家族・ご友人とのレジャーにも最適だ。

また、自家用パイロットが操縦できることもVision Jetの大きな特徴で、オーナー自身が機体を操縦する場合は、プロのパイロットを雇う必要がないため、コストをかけずより柔軟に移動することができる。

移動中の室内は、前方機体がやや高温になったり音が大きくヘッドフォンが必要になったりするなど、プロペラ機の要素は大きいが、価格を考慮すると我慢と引き換えても満足度の高いものといえよう。

参照:Business Insider

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