写真:©LEXUS
中国・北京で4月25日から始まった北京モーターショーで、日系メーカーは、高級車ブランドにも力を入れ、中国の富裕層の需要を取り込み収益アップにつなげるねらいだ。
日産自動車も高級車ブランド「インフィニティ」の新型SUV(スポーツ用多目的車)「QX50」を発表した。インフィニティの中国販売は好調で、価格は約35万元(約600万円)と高額だが、中国市場は順調に成長しており売り上げも米国市場に近づいているという。
トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」は、モーターショーに合わせて「ES」の新型セダンを世界初公開。熱効率の良い直列エンジンを搭載し、高い動力性能と環境性能を両立したという。「ES」は、日本でも2018年秋にも発売予定だ。
ホンダは、高級車ブランド「アキュラ」の販売拡大に注力する。ショーではSUV「CDX」のハイブリッド車と新型SUV「RDX」を中国市場に投入すると発表。
北京や上海など中国の都市部の富裕層は、車にステータスを求める傾向が強く、各社は新型車のアピールに熱心だ。
ルート・アンド・パートナーズでは富裕層マーケティングリサーチのほか、富裕層を顧客とすることを目指した企業に対する多方面の戦略コンサルティングオプションを保有しています。詳しくはルートアンドパートナーズへお問合せください。